ドラマ『メサイア-影青ノ章-』第4話
このブログでは、連続テレビドラマ『メサイア -影青ノ章-』の第4話についてまとめています。
時系列では、メサイア 章シリーズ5-4番目のお話になります。
登場するサクラ候補生は下記メンバーです
海棠鋭利 御津見 珀
白崎 護 悠里淮斗
間宮星廉 有賀 涼
テレビドラマ 『メサイア-影青ノ章-』ストーリー
第4話「loneliness and relations」(2015/03/13 放送)
introduction
かつて、世界平和を名目に採択された軍事協定『世界の改心(ワールド・リフォーミング)』により、世界各国は軍隊を人口の0.1%までに軍縮、及び、兵器の開発禁止に調印。
世界から戦争がなくなった。
しかし、武力による戦争から情報戦争へと形を変え各国の対立は続いていた。
諜報機関を持たない日本では、国家最高機密のスパイ組織が創設。
警察省警備局特別公安五係
通称 サクラ
サクラは、国籍や戸籍、過去の経歴も抹消され特別殺人権を与えられたスパイ集団である。
サクラを育成、教育する特殊機関
通称 チャーチ
その鉄の掟である「チャーチ」の絶対規律
1.生徒(サクラ)は、「チャーチ」について沈黙を守らなければならない。
2.生徒(サクラ)は、「チャーチ」を出れば二度と接触してはならない。
3.生徒(サクラ)は、任務に失敗した生徒(サクラ)を救助してはならない。
4.生徒(サクラ)は、友人や恋人になってはならない。
ただ一人、例外を除いて。
それが、「メサイア」。
前回までのあらすじ
第一話
第二話
第三話
今回のあらすじ
事務次官補佐射殺事件の射撃ポイントから見つかった証拠品から、北方連合が関与する輸入会社を突き止める。
サクラ候補生たちは殺害を指示した依頼主特定のため、この貿易会社へ侵入し情報の入手に成功。
持ち帰った情報から、製薬会社の研究施設が浮かび上がる。
この研究所は細菌やウィルスの研究が行われている施設だった。
更に、新種のウィルスの培養研究の情報もある。
そして、このタイミングで北方連合から日本に数名の入国者が確認された。
一方、公安四係も三栖と周の活動により事務次官補佐射殺事件と北方連合との繋がり、ウィルス研究の情報にたどり着く。
そして、三栖は周の葛藤の原因をはじめて知るのだった。
北方連合がウィルスを狙って日本に入国した事が懸念される中、志倉は、研究施設の警護を四係、研究内容についての調査をサクラに指令。
サクラと公安四係、それぞれが北方連合からウィルスを守るため任務に挑むのだった。
用語解説
ここからは、連続テレビドラマ『メサイア -影青ノ章-』をより楽しむために、ドラマの中で使用される用語について1つ1つ丁寧に解説していきます。
先にアップしてある記事と重複している部分もありますが、シリーズの進行具合に合わせて加筆修正しています。
軍事協定「ワールド・リフォーミング」
世界平和を名目に採択された軍事協定。世界各国は軍隊を人口の0.1%までに軍縮、及び、兵器の開発禁止に調印。
チャーチ
"サクラ"を育成する機密学校。チャーチではサクラ候補生として2人1組のペアを組み実践さながらのミッションに挑みながら、あらゆる技術と知識を身につける。
メサイア
メサイアとは誰からも救われることのない存在であるサクラを唯一救う事を許された存在。サクラが任務に失敗したからといって国はサクラを助けない。他のサクラも救出には向かわない。任務の失敗は死を意味する。
「任務に失敗した時は、どんな事があっても互いを救う」。
この約束を取り交わした相手を絶望的な状況から救い出してくれる「救世主」になぞらえ、 "メサイア "と呼ぶ。
互いにとって己の助けとなるメサイアの存在は、底なしの闇と死の恐怖に立ち向かいながら、生き抜くための理由であり心の拠り所でもある。
※メサイアがいなければチャーチを卒業する事は出来ない。
※メサイアがサクラを救うのは義務ではなく権利。
※チャーチに入学すると、強制的にメサイアとして2人1組のペアを組まされ寝食を共にする事になる。相手は選べない。
※卒業試験前のメサイア同士は別室になる。
サクラ
国家最高機密のスパイ組織。警察省警備局特別公安五係(公安五係)に所属する、特別殺人権が与えられたスパイたちの通称。サクラは国籍や戸籍、過去の経歴も抹消されこの国から消された存在。仮に任務中に死亡しても一切の証拠を残してはならない。
通常、任務に失敗したサクラを国家が助ける事はない。サクラの如く散る、その日まで、任務をまっとうするという刹那的な生き様を、桜の花の散りゆく姿に例えて〝サクラ〟と呼ばれている。
公安四係
評議会と呼ばれるテロ組織や、北方連合の工作員からこの国を守るため、重要案件の捜査にあたる警察組織。中でも四係は最重要案件の捜査にあたる部署。四係内でも、公安五係(サクラ)の存在を知る者はほとんどいない。
北方連合
トップはカミンスキー書記長。ユーラシア大陸の東側のほぼ全ての国家が参加する超大国。軍備推奨派の急先鋒。世界最後の独裁国家と呼ばれている。整形技術が発達していて、機関員たちも顔を変えることに抵抗が少ない。
評議会
反政府革命組織のテロリスト集団。軍縮による国力の低下を憂い、強い日本を取り戻す事が目的。しかし、内部分裂が表面化。北方連合と同盟関係だったが、堤 貴也の裏切りにより崩壊。
ポケット
北方連合が外貨を稼ぐために設立させた出向機関。今回の事件、事務次官補佐射殺事件の実行犯に送金していた輸入会社が“ポケット”だった。
C908V
インフルエンザウィルスに酷似した、新種のウィルス。
ノーストップ製薬研究所
北方連合が関与する輸入会社の持つ情報の中から浮上した研究施設。細菌やウィルスの研究施設。新型ウィルスの培養を行なっている。
重要人物解説
神北竜二(かみきた・りゅうじ)
一嶋のメサイア。チャーチの学園長兼係長代理。一嶋不在時に係長代理を務める。
海棠鋭利(かいどう・えいり)
射撃の名手で「絶対に死なない」というジンクスを持っている。両親と妹を幼い頃に亡くし、コリアンマフィア育てられた。鉄砲玉として銃弾を浴びるが一命を取り留める。一嶋にスカウトされチャーチに入学。
御津見 珀(みつみ・はく)
メサイア:海棠鋭利
過去に2人のメサイアを亡くしている。
人並み外れた記憶力の持ち主で変装も得意。甘いものが好きで部屋は常にお菓子で溢れている。特に新作や季節限定品に目がない。ナニーという乳酸菌飲料を持ち歩いている。「必ずメサイアが死ぬ」というジンクスを持っている。
白崎 護(しらさき・まもる)
元公安四係のエース。幼い頃に家族を亡くし、孤児院で育つ。そこで悠里淮斗と出会い親友に。引きこもりの淮斗の面倒を見ながら、公安の激務をこなしていたが、要人警護の任務で刑務官殺しの容疑をかけられてしまう。神北にスカウトされチャーチに入学。
悠里淮斗(ゆうり・かいと)
“フリューリング”として活動していた、凄腕ハッカー。同居している白崎 護とは孤児院で出会い親友に。弟の事故死により引きこもりに。護を助けたい一心で、自らの殻を破り現実と向き合う。神北にスカウトされ護と共にチャーチへ入学。
悠里春斗(ゆうり・はると)
悠里淮斗の弟。白崎 護と同じ孤児院で出会い、淮斗も一緒によく3人で遊んでいた。施設を抜け出し、3人で行った海で沖に流され行方不明。遺体は見つかっていない。
間宮星廉(まみや・せいれん)
新人サクラ候補生。元ヴァイオリニストで、耳が非常に良い。仮に組む事になったメサイアの悠里と打ち解けはじめる。
有賀 涼(ありが・りょう)
新人サクラ候補生。元暗殺組織・第三の闇に所属。党首に育てられるが、自らの手で組織を壊滅。その後、一嶋にスカウトされチャーチに入学。
寡黙で普段から口数が少ない。捨てられずに持っていた銃が、元評議会メンバーと同じ銃であった事から、北方連合との繋がりを誤解される。実際には、第三の闇壊滅後、マニアの間で同じモデルの銃が出回っていただけだった。
三栖公俊(みす・きみとし)
元評議会の幹部。貧しい家に育ち、幼い頃に母親が一家心中を図るが一人生き残る。組織から排除されそうになった周をかばい、評議会を裏切り周と組織を抜ける。公安にスカウトされ四係に配属される。別の事に心を奪われ、心ここに在らずの周の事を心配している。
周 康哉(あまね・やすちか)
裕福な家庭に生まれ、次期当主として厳しく育てられる中、父親を憎むようになる。父親への反発で家を飛び出し評議会へ。評議会を裏切る可能性が高い人物としてマークされ、組織の中で処分が検討される。
お互いにメリットがある事から三栖と行動を共にしていたが、徐々に信頼関係が生まれ三栖と共に評議会を抜けた。三栖についていく形で公安四係に配属になる。自分には本当の父親と母親が存在するという事を知り、心に葛藤を抱えている。
堤 貴也(つつみ・たかや)
元評議会のトップ。「ユニフィケーションワールド」という理想を掲げ、世界を一つにする革命を起こそうとしている。評議会を捨て、北方連合の幹部に就任。周の本当の父親でもある。
天道教授
科学者。微生物学と公衆衛生学の世界的な権威。新型ウィルスのプロジェクトリーダー。
人物相関図
注目ポイント
研究員として製薬会社に潜入する任務で、鋭利、間宮、有賀の白衣姿が見られる。有賀に関してはメガネ・白衣。
4話では特に、珀の頭の回転の速さと知識量の多さが際立っている。
撮影場所
綾瀬市役所
綾瀬市浄水管理センター
製薬会社の研究所施設内のシーンが撮影されたようです。
連続テレビドラマ『メサイア-影青ノ章-』キャスト
海棠鋭利(かいどう えいり)役
松田 凌(まつだ・りょう)
1991年9月13日
・ミュージカル『薄桜鬼』シリーズ
斎藤一 役
(シリーズ出演は2012年〜
風間千景篇の2014年まで)
・舞台『K』伊佐那社 役
・テレビドラマ『男水!』
榊秀平 役
御津見 珀(みつみ・はく)役
小野健斗(おの・けんと)
1989年8月9日
・ミュージカル『テニスの王子様』 1st
柳蓮二 役
・ミュージカル『薄桜鬼』 シリーズ
原田左之助 役
(シリーズ出演は2012年〜
HAKU-MYU LIVEの2014年まで)
・『天装戦隊ゴセイジャー』
ハイド / ゴセイブルー 役
三栖 公俊(みす・きみとし)役
中村龍介(なかむら・りゅうすけ)
1985年2月12日
・『最遊記歌劇伝-Dead or Alive-』
清一色 役
・舞台『インフェルノ』
ブラック・サンタ 役
周 康哉(あまね・やすちか)役
玉城裕規(たまき・ゆうき)
1985年12月17日
・舞台『弱虫ペダル』東堂尽八 役
(2012年〜2013年
インターハイ篇 The First Resultまで)
・舞台『曇天に笑う』曇天火 役
・ミュージカル
『黒執事 〜NOAH’S ARK CIRCUS〜』
スネーク 役
・舞台『刀剣乱舞』小烏丸 役
白崎 護(しらさき・まもる)役
赤澤 燈(あかざわ・ともる)
1990年3月14日
・ミュージカル『テニスの王子様』
2ndシーズン 芥川慈郎 役
・『クジラの子らは砂上に歌う』
チャクロ 役
・MANKAI STAGE『A3!』
三好一成 役
・舞台『戦刻ナイトブラッド』
豊臣秀吉 役
悠里 淮斗(ゆうり・かいと)役
廣瀬大介(ひろせ・だいすけ)
1991年6月30日
・ミュージカル『テニスの王子様』
・ミュージカル『薄桜鬼』シリーズ
沖田総司 役
・舞台『刀剣乱舞』
一期一振 役
声優
・『A3!』斑鳩三角
・『王室教師ハイネ』
※2017年より声優に転向
間宮星廉(まみや・せいれん)役
染谷俊之(そめや・としゆき)
1987年12月17日
・ミュージカル『テニスの王子様』
2ndシーズン 平古場凛 役
The Second Order』
石垣光太郎 役
・舞台『刀剣乱舞 虚伝 -燃ゆる本能寺』
鶴丸国永 役
・テレビ『御茶ノ水ロック』
片山亮 役
有賀 涼(ありが・りょう)役
井澤勇貴(いざわ・ゆうき)
1992年11月26日
・『Club SLAZY』
遠藤 / End 役
・ミュージカル『薄桜鬼 藤堂平助篇』
土方歳三 役
・『おそ松さん on STAGE 〜SIX MEN’S SHOW TIME〜』
おそ松(F6) 役
・Acrobat Stage「Infini-T Force」
ガッチャマン/鷲尾健 役
・ドラマ『マジで航海してます。』
木暮健介 役
・映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2
END OF SKY』
吽形 役
高野優太(たかの・ゆうた)役
宮﨑秋人(みやざき・しゅうと)
1990年9月3日
・ミュージカル『薄桜鬼』シリーズ
永倉新八 役
・舞台『弱虫ペダル』
新開隼人 役
・舞台 『東京喰種』
永近英良 役
・舞台『FAIRY TAIL』
ナツ・ドラグニル 役
・舞台『青の祓魔師』
奥村雪男 役
(京都紅蓮篇
島根イルミナティ篇)
・『男水!』
篠塚大樹 役
※2015年D-BOYSに加入
神北竜二(かみきた・りゅうじ)役
郷本直也(ごうもと・なおや)
1980年4月25日
・ミュージカル 『テニスの王子様』
1st 海堂薫 役
・ROCK MUSICAL BLEACH -
檜佐木修兵 役
・舞台『弱虫ペダル』
金城真護 役
・ミュージカル『薄桜鬼』
天霧九寿 役
・舞台『幽☆遊☆白書』
桑原和真 役
黒子(くろこ)役
小谷嘉一(こたに・よしかず)
我妻 鉱太郎(あがつま・こうたろう)役
金山一彦(かなやま・かずひこ)
林 王芳(はやし・のりよし)役
ボブ鈴木
八重樫 馨(やえがし・かおる)役
漆崎敬介(うるしざき・けいすけ)
志倉一仁(しくら・かずひと)役
天道教授 役
大和田 獏(おおわだ・ばく)
連続ドラマ『メサイア-影青ノ章-』概要
放送日:2015年2月 TOKYO MX 2
監督・編集:山口ヒロキ
脚本:守口悠介・山口ヒロキ
総合プロデューサー:吉井敏久
アクション監督:高東楓
オープニング曲:
「Resonance-共鳴-」Blu-BiLLioN(Resistar Records)
エンディング曲:
「モノクロの花」Blu-BiLLioN(Resistar Records)
制作プロダクション:ダブルアップエンタテインメント
制作協力:キャンター/ザックスSSP
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