映画『メサイア-漆黒ノ章-』
メサイア・プロジェクトまとめ
映画『メサイア-漆黒ノ章-』
このブログでは、映画『メサイア-漆黒ノ章-』についての概要を、分かりやすくまとめています。
時系列では、メサイアシリーズ最初のお話です。
こんな人にオススメです
- 司馬柊介と五条颯真のペアが好き
- 海棠鋭利と御津見珀のペアが好き
- 「漆黒ノ章」をサクッと知りたい
- 「漆黒ノ章」を解説して欲しい
メサイア・プロジェクトまとめ 映画『メサイア-漆黒ノ章-』
軍事協定「ワールド・リフォーミング」により、世界各国は軍隊の縮小、及び兵器の開発禁止に調印。世界は平和への第一歩を歩みはじめたかと思われたが、武力による戦争から情報戦争へと形を変え各国の対立は続いていた。
そんな中、諜報機関を持たない日本では、これらの勢力に対峙するため、超特A級機密のスパイ組織が創設された。
警察省警備庁・特別公安局外事課五係、通称“サクラ”。
サクラになるには育成機関「チャーチ」に入学し、サクラ候補生として任務に必要なあらゆる情報と技術を習得する必要がある。
「チャーチ」内で降りかかるミッションを乗り越え、成長していくサクラ候補生達の絆と、苦悩や成長が物語の軸となっている。
用語解説
ここからは、映画『メサイア -漆黒ノ章-』をより楽しむために、物語中で登場する用語について1つ1つ丁寧に解説していきます。
軍事協定「ワールド・リフォーミング」
世界中が大幅な軍縮と兵器の開発禁止に調印した軍事条約。期限は10年。
チャーチ
"サクラ"を育成する機密学校。チャーチ内ではサクラ候補生として2人1組のペアを組み実践さながらのミッションに挑みながら、あらゆる技術と知識を身につける。
チャーチ鉄の掟
サクラを育成するための学校、通称「チャーチ」の絶対規律
1.生徒(サクラ)は、「チャーチ」について沈黙を守らなければならない。
2.生徒(サクラ)は、「チャーチ」を出れば二度と接触してはならない。
3.生徒(サクラ)は、任務に失敗した生徒(サクラ)を救助してはならない。
4.生徒(サクラ)は、友人や恋人になってはならない。
ただ一人、例外を除いて。
それが、「メサイア」。
メサイア
チャーチに入学すると、強制的にメサイアとして2人1組のペアを組まされ寝食を共にする事になる。相手は選べない。
そして晴れてチャーチを卒業し、サクラとして独り立ちする時にはメサイアとしてペアを組んでいた相手と離れ、それぞれが一人で任務に挑む事になる。自分の身を守るのは自分だけという状況の中、任務に失敗したサクラを唯一救えるのがメサイアである。
「任務に失敗した時は、どんな事があっても互いを救う」。
この約束を取り交わした相手を絶望的な状況から救い出してくれる「救世主」になぞらえ、 "メサイア "と呼ぶ。
互いにとって己の助けとなるメサイアの存在は、底なしの闇と死の恐怖に立ち向かいながら、生き抜くための理由であり心の拠り所でもある。
※メサイアがいなければチャーチを卒業する事は出来ない。
※メサイアがサクラを救うのは義務ではなく権利。
サクラ
軍事協定「ワールド・リフォーミング」後、日本には世界に対抗できる諜報機関や防諜機関が存在しないため国土防衛のため急ピッチで作られた非合法のスパイ組織。
公安五係に所属する公安工作員の通称。
サクラは国籍も過去の経歴も抹消され、公式には存在しない者として扱われ、仮に任務中に死亡しても一切の証拠を残してはならない。
特別殺人権が与えられ各国の暗躍を未然に防ぎ日本を守る任務に従事する。
通常、任務に失敗したサクラを国家が助ける事はない。サクラの如く散る、その日まで、任務をまっとうするという刹那的な生き様を、桜の花の散りゆく姿に例えて〝サクラ〟と呼ばれている。
※サクラの存在は公安にも秘密
評議会
反政府革命組織のテロリスト集団。軍縮による国力の低下を憂い、強い日本を取り戻す事が目的。しかし、内情は派閥割れにより空中分解寸前。
我妻鉱太郎
サクラ創設に関わる官僚。国防のための再軍備を目指す。
人物相関図
舞台『メサイア-漆黒ノ章-』キャスト
司馬 柊介(しば・しゅうすけ)役
浜尾京介(はまお・きょうすけ)
1991年6月25日
・ミュージカル『テニスの王子様』1st
青学4代目・菊丸英二 役
・映画 『タクミくんシリーズ2〜5』
葉山託生 役
アグリ/ゴセイブラック 役
・2014年2月に芸能界引退。
五条 颯真(ごじょう・そうま)役
太田基裕(おおた・もとひろ)
1987年1月19日
・ミュージカル 『テニスの王子様』 1st
伊武深司 役
・舞台『弱虫ペダル』
今泉俊輔 役
(2012年〜2016年
〜総北新世代、始動〜まで)
・ミュージカル『刀剣乱舞』
千子村正 役
海棠 鋭利(かいどう・えいり)役
松田凌(まつだ・りょう)
1991年9月13日
・ミュージカル『薄桜鬼』シリーズ
斎藤一 役
(シリーズ出演は2012年〜
風間千景篇の2014年まで)
・舞台『K』伊佐那社 役
・テレビドラマ『男水!』
榊秀平 役
御津見 珀(みつみ・はく)役
小野健斗(おの・けんと)
1989年8月9日
・ミュージカル『テニスの王子様』 1st
柳蓮二 役
・ミュージカル『薄桜鬼』 シリーズ
原田左之助 役
(シリーズ出演は2012年〜
HAKU-MYU LIVEの2014年まで)
ハイド / ゴセイブルー 役
三栖 公俊(みす・きみとし)役
中村龍介(なかむら・りゅうすけ)
1985年2月12日
・『最遊記歌劇伝-Dead or Alive-』
清一色 役
・舞台『インフェルノ』
ブラック・サンタ 役
周 康哉(あまね・やすちか)役
玉城裕規(たまき・ゆうき)
1985年12月17日
・舞台『弱虫ペダル』東堂尽八 役
(2012年〜2013年
インターハイ篇 The First Resultまで)
・舞台『曇天に笑う』曇天火 役
・ミュージカル
『黒執事 〜NOAH’S ARK CIRCUS〜』
スネーク 役
・舞台『刀剣乱舞』小烏丸 役
大場 傑(おおば・すぐる)役
山田諒(やまだ・りょう)
1992年5月2日
・ミュージカル『テニスの王子様』1st
青学4代目・堀尾聡史 役
・舞台 超☆超歌劇「幕末ROCK」
アンサンブル
・舞台『刀剣乱舞』アンサンブル
桧賀山 純也(ひがやま・じゅんや)役
池田純矢(いけだ・じゅんや)
1992年10月27日
・ミュージカル 『薄桜鬼』シリーズ
藤堂平助 役
(シリーズ出演は2012年〜
藤堂平助篇の2015年まで)
・テレビアニメ
『あんさんぶるスターズ!』天満光 役
一嶋晴海(いちじま・はるうみ)
内田裕也(うちだ・ゆうや)
1974年7月22日
※旧芸名:中原裕也
・舞台『青の青の祓魔師』
・舞台『銀河英雄伝説 輝く星 闇を裂いて』
リューネブルク 役
楠瀬逢輝(くすのせ・はるき)
新田匡章(にった・まさあき)
1989年11月20日
・特撮テレビドラマ
『鳳神ヤツルギ3』獅子堂カイト 役
八重樫 馨(やえがし・かおる)
漆崎敬介(うるしざき・けいすけ)
1972年7月16日
・映画『グシャノビンヅメ』
・映画『悪名』
・映画『イケルシニバナ』
林 王芳(はやし・のりよし)
ボブ鈴木
1971年2月4日
・TBS「グッドワイフ」
2話:三浦秀夫 役
・映画『今夜、ロマンス劇場で』
MP役俳優 役
我妻 鉱太郎(あがつま・こうたろう)
金山一彦(かなやま・かずひこ)
1967年8月16日
・ドラマ『警視庁ゼロ係〜生活安全課
なんでも相談室〜 SEASON4』
中谷恭一 役
『サギデカ』三島和敏 役
※浪漫活劇譚『艶漢』吉原詩郎 役の櫻井圭人もサクラ候補生(玲生 役)として出演している
見所ポイント
メサイアシリーズの記念すべき1作目。アクション指導は殺陣師の六本木康弘ではないが、迫力のあるアクションシーンはこの頃から健在。
2013年の作品という事で、今から6年前の作品だが、今見てもテクノロジーやストーリーに無理がなく違和感なく楽しめる。
また、サクラ候補生の日常の姿が垣間見れるのも貴重である。1作目ではまだ、ムードメーカーの黒子が登場していないが、キャストの巣に近い表情が伺えるシーンが、シリアスな展開が続く中の息抜きとしてその役割を補っている。
登場人物もまだそれほど多くなく、人物設定も複雑に絡まっていないのでメサイアシリーズの入門におすすめの作品である。
映画 『メサイア-漆黒ノ章-』概要
公開日:2013年8月13日公開
監督:山口ヒロキ
制作会社:ダブルアップエンタテインメント
主題歌:志方あきこ
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